誰かに話しかける

今朝はトロトロと眠気が続き、朝寝を久しぶりに堪能した。

パンを買いに行こうか迷っていたのだけれど、並ぶことが億劫でやめておいた。前日にも少し並んだからだ。並ぶのは1週間に1回くらいにしたい。

昨夕、ラーメン屋さんも久しぶりにもっとも混んでいた時間だったのか、かなり待たされた。席は空いていたけれど、案内されず、座っていいかと直接聞くも、案内するまで待ってほしいといわれた。先にまっていた家族連れの人も、人がいないからなのかねぇといっていた。その家族と私たちは続けざまに呼ばれ、私たちのすぐ後にきた人も待つことなく、案内されていた。タイミングだったのだなと思う。

味噌ラーメンと餃子が自分の中でその店の定番なのだが、ついタンタンメンをみてしまい、そちらに心がゆれた。ごはんがついて220円お得という、お得言葉に弱いのでつい注文。シロご飯がとてもおいしくなくて、二度と注文しないと心に誓う。

今日は月に一度の銀行まわりをする日と決めていた。

つれあいが文章を書き終わるタイミングを待って、お昼ドンピシャの時間に外食に行く。私は並ぶのがいやなので、人気店には今日は行かないと決めていた。並ぶにしても開店早々の店に並ぶのくらいはと思っていたが、もう12時になっていたので、こうなると、落ち着いている店を選んだ。

店前の無料駐車場には入れなかったが、すばらしい天気の日だったので、駐車場に止めて歩くのも心地よかった。いろんな青空の写真もとれたし、昼ご飯は最高だった。デザートのシャーベットと紅茶もおいしかった。おいしい紅茶を外で飲むことはめったにないので、とてもうれしい。いい日だ。

そして、今日は『ナイチンゲールが歌っていた』を読了。ゴッデン85歳の時の作品。85歳で長編を!すごい。

バレリーナを目指すロッティは、両親ともに亡くしていて、おばさんに育てられていた。なんとなく、「おばちゃん」という呼び方に最初しっくりきていなかったのだけど、さすがに長編ということも、読んでいる時間の中で慣れていった。

ナイチンゲールの歌をきくというのが、バレエを教えてくれたマダムの遺言的な言葉だったが、はっきりとその言葉の意味は語られない。

母親がバレリーナだったので、ロッティもその才能を受け継ぎ、ホルバインのバレエ学校でマダム・ホルバインからバレエを学んでいました。しかし、マダムは亡くなり、けれど、ロッティは寄宿生の王立バレエ学校の入学試験に合格します。その前に、とある事情から一緒に暮らすようになった子犬がロッティに大きな影響を与えるのですが。

おそらく偕成社から出ていた『トウシューズ』を私は読んでいるのだけど、まったく記憶になく、今回新鮮に読んだのだけど、サルヴァトーレの非情さや、アイリーンのいじわるさ、子犬のことなど、けっこうきびしい現実を描いていて、甘みのなさに現実の重さを感じました。

ゴッデンは読みごたえがあります。